健康指導者は、医療や福祉の現場で、自分の健康について不安を抱き、悩んでいる患者や顧客に出会います。この講座は、健康指導をする方が、自らセルフ・カウンセリングに取り組んで、患者や顧客との心の交流をはかることができ、適切な指導ができるようになるための講座です。
どのようにしていけば患者や顧客の気持ちを思いやり、自分の気持ちを伝えていけるようになるのかを、自分の体験にもとづいて学んでいきます。健康指導をする人と健康指導を受ける人との間、介護する人と介護を受ける人との間に心の触れ合いが起こると、心の絆が生まれてきます。
■ますます高まる必要度
2008年4月から、厚生労働省によって、健保や国保の保険者に特定検診や保健指導が義務付けられます。メタボリックシンドロームなどの予防のため、栄養指導や保健指導が重要な役割を果たすことになります。これからはますます、健康指導に従事する方たちの対話能力が必要とされてくるでしょう。
■目 標
指導者自身が自己の心と向き合い、自分の気持ちを理解し、自分の存在を受け止めることなくしては、指導を受ける人の気持ちを理解し、その人に即した適切な対応をすることはできないでしょう。この講座は自己理解・他者理解を深めることによって、自己と他者の間に相互理解が生まれ、健康問題を創造的に解決していくことを目指しています。
■教 材
健康指導にあたる栄養士や薬剤師だけではなく、介護や看護にあたる介護士や看護師の方が日常業務の中でぶつかる問題の例が盛り込まれています。
|